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ニュース 2012年

【佐川美術館】生誕100年 彫刻家 佐藤忠良展
“人間”を探求しつづけた表現者の歩み(2012/03/27)

公益財団法人 佐川美術館では、春季企画展として「生誕100年 彫刻家 佐藤忠良展 “人間”を探求しつづけた表現者の歩み」を開催いたします。
戦後日本の具象彫刻を代表する佐藤忠良(1912-2011)は、1912年7月4日に宮城県で生まれ、2011年3月30日に東京都杉並区のアトリエで98年の生涯を閉じます。2012年は、生誕100年の年でもあり、この節目となる年に佐藤忠良の創作活動を再検証する展覧会を開催いたします。
1934年、東京美術学校(現・東京藝術大学)へ入学し、22歳ではじめて粘土を手にした学生時代より、ひたすら人間像をつくり続けてきた佐藤忠良の制作の基本は、自然を手本とした写実です。この彫刻家は、生涯に亘り“生きている人間のかたち”すなわち人間という思考する生命体のリアリティーを追究し続けてきました。
戦後、抽象美術の台頭とともに、それまでの写実的な彫刻作品は、具象彫刻と呼ばれるようになり、写実の概念が拡がります。佐藤忠良の創作は、戦後の具象彫刻の歩みと重なりながらも独自の発展を遂げていきます。その中で取り上げられてきたテーマが、「きたなづくり」と評される平均的日本人ともいえる素朴な顔をモティーフにした作品をはじめ、「小児科」と揶揄される子ども像の制作、そして「帽子シリーズ」に代表される日常的なコスチュームをまとった女性像です。まさに“生きている人間のかたち”を表現するこれらのテーマは、佐藤氏の創作活動の根幹として、生涯に亘り取り組んで行くことになります。
本展覧会では、彫刻家・佐藤忠良が追究しつづけてきたリアリズムを各時代の代表作や「帽子シリーズ」などのブロンズ作品により展観いたします。また佐藤が社会に向けて実践してきた表現活動、とりわけ『おおきなかぶ』に代表される絵本への作画や、小中高校の美術教科書への執筆など、社会と美術、社会と美術家という問題についても、多様な作品や資料をもとに紹介し、この彫刻家の芸術観と社会観にも迫っていきます。
生誕100年の記念すべき年に、彫刻家・佐藤忠良のリアリズムの本質に迫ります。

展覧会実施概要

◆名称 「生誕100年 彫刻家 佐藤忠良展 “人間”を探求しつづけた表現者の歩み」
◆会期 2012年4月14日(土)〜6月24日(日)
◆会場 佐川美術館 佐藤忠良館、特別展示室
〒524-0102 滋賀県守山市水保町北川2891
TEL:077-585-7800
FAX:077-585-7810
◆展示構成 宮城県美術館所蔵品を中心に、ブロンズ、素描、絵本原画等の作品に加え、いままでに紹介されていない資料や石膏原型などを公開。
◆開館時間 午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
◆休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)
◆入館料 一般¥1,000(¥800)/高大生¥600(¥400)/中学生以下は無料
  • ( )内は20名以上の団体割引料金
  • ※専門学校・専修学校は大学に準じる
  • ※中学生以下は無料となりますが、保護者の同伴が必要となります
  • ※障害者手帳をお持ちの方(手帳をご提示ください)、付添者(1名のみ)無料
◆主催 公益財団法人 佐川美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
◆企画協力 宮城県美術館
◆後援 滋賀県、滋賀県教育委員会、守山市、守山市教育委員会
◆協賛 清水建設、大日本写真印刷、ライオン、損保ジャパン
◆協力 株式会社SDアート、佐川急便株式会社、佐川印刷株式会社
◆イベント 記念対談 笹戸千津子氏 × 山根基世氏
日時:5月26日(土)14:00〜
場所:佐川美術館 佐藤忠良館
◆常設展示 <平山郁夫館> 平山郁夫 第I期展示
2012年4月3日(火)〜 7月16日(月・祝)
<樂吉左衞門館> 樂吉左衞門 襲名30周年記念 17歳の初造りから今日までの自選茶碗 展
2012年4月14日(土)〜 9月23日(日)

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ニュースリリース