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ニュース 2015年

【佐川美術館】キース・ヘリング展Keith Haring; Prints and other works From Nakamura Keith Haring Collection(2015/06/17)

公益財団法人佐川美術館では、2015年夏季企画展として「キース・ヘリング展Keith Haring; Prints and other works From Nakamura Keith Haring Collection」を開催いたします。
1980年代のアメリカ美術を代表するアーティスト、キース・ヘリングが、1990年に31歳という若さでこの世を去ってから25年。時代が変わり価値観の多様性をみせる現在においてもなお、その作品は世界中で愛され続けています。80年代アメリカの「光と影」を背景に、キース・ヘリングは10年余りという短い期間に精力的な創作活動を行いました。彼は、世相を反映するかのように「未来への希望と夢」を表現しながらも、一方では「人間の持つ狂気」などを表した作品も多く、「光と影」両方の側面の作品を残しています。日本においても展覧会やワークショップの開催、ポップショップが展開されたこともあり、世代を問わず誰もがどこかでキース・へリングの作品を目にしている、知っているはずです。そんな作品を通して「希望」と「夢」というエネルギーを感受していただくと同時に、キースの考えたことや人生、そして彼が駆け抜けた時代について想いをめぐらせ、キース・へリングの世界観に触れ、キースの魅力を体感していただきます。本展覧会では、80年代アメリカ現代アートにおいて、シンプルな線で描かれた人間やイヌなど、ユーモア溢れる作品で活躍したキース・ヘリングのコレクションのみを展示・収集する世界で初めての美術館「中村キース・ヘリング美術館」所蔵作品より、版画をはじめ、ドローイング、彫刻、写真作品などをご紹介します。

1980年代を代表するストリートアートの先駆者とも呼べるアメリカの画家、キース・ヘリング。彼のシンプルな線と色とで構成された絵は日本でも大変人気があり、キースの作品をプリントしたTシャツがユニクロ等から販売されることもあって広く知られています。だれもが一度は目にしたことのある作品ではないでしょうか?

最大級の版画作品レトロスペクト(回顧)

キース・ヘリングの版画作品中でも最大級の作品。活動の終焉に制作された「レトロスペクト」は、それまでキースが繰り返し描いてきた人間と動物を、彼ならではのポップなイメージとして簡潔に描画で表現しています。作品の中の一コマ一コマのどれもが動きのある活きた描写となっています。

Andy Mouse 全4点揃って公開

「ポップ・アートの父」と呼ばれ、多くの若いアーティストに多大なる影響力をもったアンディ・ウォーホルとの貴重なコラボレーション。全4点揃って公開されるのは世界でも非常に稀です。キースが幼いころから好きだったディズニー・キャラクターのミッキー・マウスをウォーホルと融合させています。ドル札と共に描かれるアンディ・マウスは、資本主義社会が内包する金銭至上主義に対する皮肉ととらえることができます。また、キースとウォーホル双方のサインの入った作品は大変貴重です。

一躍有名になるきっかけとなったサブウェイ・ドローイング

ニューヨークの地下鉄構内の空いている広告板に貼られた黒い紙に、チョークでベイビー、ドッグ、ピラミッド、UFOなどを描いた作品(サブウェイ・ドローイング)で注目を浴び、そのグラフィティアートは、一躍キースの名を広めるきっかけとなり、その後瞬く間に世界中で認められるようになりました。

キース・ヘリング Keith Haring(米国ペンシルヴァニア州出身。1958〜1990年)

1980年代のアメリカ美術を代表するアーティスト。1980年代初頭にニューヨークの地下鉄で、黒い紙が貼られた使用されていない広告板を使った通称サブウェイ・ドローイングというグラフィティアートを始めた。そのコミカルで誰もが楽しめる落書きは、地下鉄の通勤客の間で評判となり、一躍キースの名を広めることになる。1980年から86年の間には、次々と展覧会が開催され、国際的にも高く評価された。ニューヨークのタイムズ・スクエアのビルボードのアニメーションから、舞台デザイン、キースのグッズを販売するポップ・ショップをオープンするなど、制作活動は多岐に及ぶ。また世界中で壁画を制作したり、ワークショップなども開催し、社会的なプロジェクトも数多く手がけた。日本でも展覧会やワークショップの開催や、ポップショップも展開された。

展覧会実施概要

◆名称 キース・ヘリング展
Keith Haring; Prints and other works From Nakamura Keith Haring Collection
◆会期 2015年7月18日(土)〜9月23日(水・祝)
◆会場 佐川美術館 特別展示室
〒524-0102 滋賀県守山市水保町北川2891
TEL:077-585-7800 FAX:077-585-7810
◆開館時間 午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
◆休館日 月曜日(祝日の場合は開館)、7月21日
◆入館料 一般¥1,000(¥800)/高大生¥600(¥400)/中学生以下は無料
(ただし保護者の同伴が必要)
( )内は20名以上の団体割引料金
※専門学校・専修学校は大学に準じる
※障害者手帳をお持ちの方(手帳をご提示ください)、付添者(1名のみ)は無料
◆主催 公益財団法人佐川美術館
◆特別協力 Keith Haring Foundation、中村キース・ヘリング美術館
◆後援 滋賀県、滋賀県教育委員会、守山市、守山市教育委員会、FM大阪、BBCびわ湖放送
◆協力 SGホールディングス株式会社、佐川急便株式会社、佐川印刷株式会社
◆併設展示 平山郁夫館、佐藤忠良館、樂吉左衞門館にて常設展示

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