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ニュース 2017年

【佐川美術館】「アルフォンス・ミュシャ展 麗しきアール・ヌーヴォー」を開催(2017/06/12)

公益財団法人佐川美術館では、2017年夏季企画展「アルフォンス・ミュシャ展 麗しきアール・ヌーヴォー」を開催いたします。19世紀末のヨーロッパで流行した芸術運動「アール・ヌーヴォー」の旗手として、美術史にその名を残したアルフォンス・ミュシャ(1860−1939)。色とりどりの植物に囲まれ、きらびやかな装飾品を身につけた女性像に代表される彼のグラフィック・デザインは、絶大な人気とともに多くの人を魅了してきました。本展では、ミュシャの名を世に知らしめたパリ時代のポスターやリトグラフの代表作に加え、デザインに関するアイデアを集約した図案集や書籍の挿絵、切手や紙幣、商品パッケージ等を一挙に紹介します。
また、祖国・チェコへ帰国後に手掛けた絵画作品と併せてご覧いただくことで、芸術家・ミュシャの生涯とその思想の全体像に迫ります。

展覧会実施概要

名称 アルフォンス・ミュシャ展 麗しきアール・ヌーヴォー
会期 2017年7月15日(土)〜9月24日(日)
開館時間 午前9:30〜午後5:00(入館は午後4:30まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、9月12日(火)〜14日(木)
※ただし8月14日(月)は開館
入館料 一般¥1,000(¥800)/高大生¥600(¥400)
( )内は20名以上の割引料金
中学生以下は無料 ※ただし保護者の同伴が必要
  • ※専門学校・専修学校は大学に準じる
  • ※障害者手帳をお持ちの方(手帳をご提示ください)、付添者(1名のみ)無料
主催 公益財団法人佐川美術館
展示協力 OZAWAコレクション、OGATAコレクション
後援 チェコ共和国大使館、チェコセンター、滋賀県、滋賀県教育委員会、守山市、守山市教育委員会
企画協力 株式会社文化企画
協力 SGホールディングス株式会社、佐川急便株式会社、佐川印刷株式会社

アルフォンス・ミュシャについて

1860年、モラヴィア(現在のチェコ)生まれ。壁画制作や肖像画を描く仕事に従事し、1888年パリへ渡仏。雑誌や書籍の挿絵、舞台衣装のデザインを手掛け生計を立てていたミュシャに、1894年転機が訪れます。当時のフランスを象徴する大女優サラ・ベルナールが主演する演劇『ジスモンダ』のポスターを手掛け、大好評を得ます。一躍時代の寵児となったミュシャは、以降数々の作品を精力的に制作します。なかでも流れるような曲線美ときらびやかな装飾で彩られた女性像の作品は「ミュシャ・スタイル」として多くの支持を集めました。1910年、チェコへ帰国後は、国家行事のポスターや紙幣、切手などのデザインを無償で手掛け、祖国の発展のために尽力します。自身のルーツであるスラヴ民族をテーマに、晩年の18年間を捧げた絵画作品«スラヴ叙事詩»を制作後、1939年にプラハの地にて生涯を閉じました。

アール・ヌーヴォーとは?

19世紀末から20世紀初頭にかけて、フランスとベルギーを中心に広まった芸術様式のこと。仏語で「新しい芸術」という意味。代表的な芸術家には、ミュシャの他にエミール・ガレ、ルネ・ラリックなど。アール・ヌーヴォーは、植物など有機物な自然物をモチーフとして作品に取り入れ、鮮やかな色使いと流れるような曲線、アシンメトリー(左右非対称)なレイアウト、自由な平面構成が特徴であり、それらは浮世絵をはじめとするジャポニスムの影響を受けていると言われています。また、アール・ヌーヴォーの作品は日本に逆輸入される形で紹介され、明治時代の文学雑誌『明星』では、ミュシャ作品の影響を受けた挿絵が多く登場します。

チェコ文化年2017公式イベント

チェコと日本が国交回復をして60周年を迎える2017年は、日本でチェコ文化を広めるためのプロジェクト「チェコ文化年2017」と題し、日本の各地でさまざまなチェコの文化イベントが開催されます。本展は、当プロジェクトの公式イベントとして、チェコ出身であるミュシャの芸術の全容を紹介します。

みどころ

出世作«ジスモンダ»をはじめ、人気の高い華麗なポスターと装飾パネルを一挙紹介!

ミュシャを一躍時代の寵児にした出世作として有名な作品«ジスモンダ»をはじめ、数々の商業ポスターや、当時一般市民の間で大流行した連作の装飾パネルを紹介します。«ジスモンダ»は縦213.0cm×横75.0cmの大作で、女優サラ・ベルナールが主演する舞台告知ポスターとして、当時のパリの街中に貼りだされました。ほぼ等身大に近く、繊細な色彩にもかかわらずドラマチックなこの作品は、人々にサラの名前と演劇タイトル、劇場名を記憶させ、インパクトを与えました。その人気ぶりは絶大で、中には夜中に剃刀を使って広告板から取り外す人もいたほどだとか。

ミュシャ・スタイルの原点は挿絵にあり?

ミュシャの名が世間に知れ渡る前、書籍や雑誌での挿絵の仕事が、彼の生計のメインでした。その仕事で培われた描写力やデザイン力が、後のミュシャの功績に繋がったといえます。名声を手にしてから以降も、本の表紙や挿絵の仕事は生涯に亘り継続されました。今回ご紹介するこれらの作品は、日本ではあまり紹介されていない作品も多く、ミュシャの功績を図り知ることができるといえます。芸術家・ミュシャのデザイン力には、ミュシャを初めて見る人もミュシャファンの人も、思わず目を見張ること間違いありません。

当時のフランス、パリの雰囲気を体感できる展示空間

展示室の中には、人気のミュシャ作品が窓飾りとしてステンドグラス風にデザインされるサロン空間が誕生します。穏やかなクラシック音楽とともに、優雅な時間を過ごしていただくことができます。また、ヨーロッパの街並を彷彿とさせるようなアーチ型の門や街灯の下で作品をご鑑賞いただくコーナーもあり、当時のパリの雰囲気を感じながら「ミュシャ・スタイル」の真髄を味わうことができるスポットになっています。

イベント

展覧会開催を記念して、下記イベントを開催します。

記念講演会

開催日 7月16日(日)
講師 新谷 式子氏(あべのハルカス美術館学芸員)
開催日 9月10日(日)
講師 ペトル・ホリー氏(前チェコセンター所長・チェコ蔵主宰)

両日ともに時間:14:00〜(約60分)、会場:佐川美術館

  • ※聴講無料。ただし当日有効の入館券が必要です。席数に限りがございます。

ギャラリートーク

コレクタートーク
開催日 7月15日(土)
時間 11:00〜、14:00〜(約60分)
講師 尾形 寿行氏(OGATAコレクション所蔵者)

さがわきっずみゅーじあむ

学芸員による中学生のためのミュシャ講座
開催日 7月30日(日)、8月19日(土)
時間 11:00〜(約60分)
定員 先着15名
対象 中学生
【自由参加制ワークショップ】ミュシャ風ポストカードをつくろう!
開催日 8月2日(水)〜8月4日(金)
時間 10:00〜15:00
対象 未就学児〜
料金 無料 ※事前申込不要
【事前予約制ワークショップ】ミュシャに挑戦!ステンドグラス風のミニうちわをつくろう!
開催日 8月5日(土)、 6日(日)
時間 10:30〜、14:00〜(約90分)
定員 各回15名
対象 6歳〜中学生
料金 300円
  • ※お申し込み方法:7月4日(火)9:30から佐川美術館ウェブサイトお申込フォーム、またはFAXにて受け付け開始。
    詳細および注意事項はウェブサイトをご覧ください。

トワイライトコンサート

第一夜
開催日 8月26日(土)
出演 溝口 肇氏(チェリスト・作曲家・プロデューサー)
第二夜
開催日 9月9日(土)
出演 かとう かなこ氏(クロマチック・アコーディオンプレーヤー)

両日ともに時間:17:30〜(約60分)、会場:樂吉左衞門館ホール

  • ※入場制限をさせていただく場合がございます。
    鑑賞ご希望の方は、前日までに必ず佐川美術館ウェブサイトでご確認ください。

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ニュースリリース